中東チキンレース 2012 1 9

 国際戦略コラムには、このような記事がありました。
この記事は、2012年1月9日の第4228号です。
以下、引用です。
 米国の国防新戦略は、
中東での戦争には関与しないとしたことで、
イランが強気で出てきた。
米国の新戦略を試すようだ。
 イラン革命防衛隊の高官は、
核問題をめぐって原油輸出に制裁が科された場合、
原油輸送の大動脈であるホルムズ海峡の封鎖を命じることを
イラン指導部が決定したと述べた。
 また、イランのアッバシ原子力庁長官は7日、
中部コム近郊の地下にあるウラン濃縮施設での濃縮作業を
「近く開始する」と述べた。
(中略)
 アメリカのパネッタ国防長官とデンプシー統合参謀本部議長は、
イランが世界的な原油輸出航路のホルムズ海峡を封鎖することは
「決して許さない」と強調、
イランが海峡を封鎖すれば「われわれは行動を起こす」と述べ、
軍事行動も辞さないと警告した。
(中略)
 ロシアの空母1隻が地中海のシリア海域まで来ることになっているが、
どうもイラン対応の可能性がある。
(以上、引用)
 ロシアが参戦するとなると、
どうしても「ヨハネの黙示録」を思い出します。
もちろん、現時点では、「中東チキンレース」に「参戦」するという意味です。
 今のところ、「中東チキンレース」は、
アメリカとイランで行っていますが、
この地域は、聖書や聖典で、「最後の審判」ということを
子供の頃から教えられてきましたので、
小さな紛争が大きな戦争に発展するリスクがあります。
 最悪の場合は、アメリカ大統領選挙は中止でしょう。
のんきに大統領選挙をやっている場合ではありません。

21世紀 twenty first century 2004 10 9
 21世紀初頭の歴史は、
アメリカが、中東の戦いで、深手を負い、
これが致命傷となって、国際舞台から消えていくでしょう。
 同じ時期に、ロシアと中国に、
強力な政治指導者が立ち、覇権を争うことなるでしょう。
この争いは、戦争へと発展するかもしれません。
それは、中国において発生する「石油不足と食糧危機」が、
その原因となります。
 やがて、21世紀後半には、
文明の中心は、東南アジア、そして、オセアニアと移っていくでしょう。
 中東の戦いは、湾岸戦争とイラク戦争、
そして、「最終的な戦争」を含めて、
第三次世界大戦と呼ばれることになるでしょう。
ロシアと中国の戦争は、第四次世界大戦となるでしょう。
 アメリカの未来は、イギリスです。
「栄光のイギリス」を知る人は少なくなりましたが、
今度は、「栄光のアメリカ」と呼ばれることになるでしょう。
 日本は、どうか。
確かに、21世紀前半に、日本の繁栄は、あり得ました。
しかし、世界最速で進む少子化が、日本の命取りになるのです。
 こうした未来を変えることはできます。
しかし、それには、相当の努力と覚悟が必要です。

テル・アヴィヴ・ヤフォ Tel Aviv-Yafo 2005 8 29

ある時、寝ていて、こんな夢を見てしまい、ゾッとしました。

 イランから発射された、イスラエルを狙ったミサイルが、
誤って、アンマンに落ち、中東が大混乱に陥ったという悪夢です。
ちなみに、ヨルダンの首都アンマンの古称は、フィラデルフィアです。









































































トップページへ戻る